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沈堕発電所跡

06 14, 2011 | 発電所跡・水利跡

室町時代の絵師・雪舟が「沈堕瀑布」を描いた、大分県豊後大野市の沈堕の滝。
沈堕発電所は、この滝の水力を利用すべくM43年に完成した水力発電所です。

S12年に、下流に新設された現・沈堕発電所に役目を譲り、
以来、旧発電所は沈堕の滝を演出する遺跡として親しまれています。
九州近代化遺産指定。




沈堕の滝のすぐ下流に、石壁のレトロな遺構が崖に貼り付いています。
これが旧沈堕発電所の跡です。




滝へと向かう遊歩道は、発電所の遺構の上を通ります。
歩道より川側は発電施設跡、手前側は水路跡です。




水路跡。
右の石壁部分に、発電施設への取水口が3つあります。




発電所跡はフリーに見学できます。
しかし残っているのは、壁と窓穴のみです。










['06.5 大分県豊後大野市にて]
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